導入事例

【アウディ A5 QUATTRO】 DSGF交換&SOD-1 Plus添加で変速ショック大が改善!

2022.11.17 | AT/CVT/DCT、ミッション全般、ピックアップ事例
【アウディ A5 QUATTRO】 DSGF交換&SOD-1 Plus添加で変速ショック大が改善!

導入事例データ

【車両情報】
検証車両:AUDI A5 QUATTRO 2.0
車両年式:H22年8月
車両型式:ABA-8TCDNL
エンジン型式:CDN
ミッション型式:7速DSG(Sトロニック)

【走行距離】
 154,681㎞

・オイル量
 エンジン総油量 :7L
 ミッション総油量:7L

・SOD-1 Plus添加量
 エンジン :700ml(10%)
 ミッション:490ml(7%)

車両状況

時々、発進時に1→2速の変速ショックがあり、減速時にも減速ショックがあり困っていたのでフルード交換を依頼された。実際に試乗してみると発進時の変速ショックが強く、ジャダー(40~50㎞/hにアクセルを抜いた時)の様な振動もあって非常に運転しづらい状況であった。

DSGオイル

フルードを排出します。
フルードを排出します。
プレッシャーフィルターを交換します。
プレッシャーフィルターを交換します。
オイルパンを脱着しストレーナーを交換します。
オイルパンを脱着しストレーナーを交換します。
マグネット&ガスケット交換、オイルパンを清掃します。
マグネット&ガスケット交換、オイルパンを清掃します。
清掃後オイルパンを取り付けます。
清掃後オイルパンを取り付けます。
フルードとSOD-1 Plusを注入します。
添加することでオイル劣化を抑え金属摩耗による変速不具合となる鉄粉を予防しスムーズな走りを維持します。
フルードとSOD-1 Plusを注入します。
添加することでオイル劣化を抑え金属摩耗による変速不具合となる鉄粉を予防しスムーズな走りを維持します。

総評

最初は変速ショックがあまりに酷い車両だったのでフルード交換をして治らなかった場合、交換代が無駄になってしまうのでフルード交換を行なわずSOD-1 Plus添加のみで改善するか検証を行なった。
結果はお客様から数十㎞走ったが「変速ショックが出なくなった」「クリープ現象が大きくなった」とのご連絡をいただいた。
おそらくクラッチの摩耗・バルブの詰まりによる変速ショックでありSOD-1 Plusの洗浄効果・油膜保持効果によりクラッチの滑りやバルブ詰まりが改善されたことが分かった。
しかし添加のみを行なって1週間後にお客様から変速ショックが酷くなったとご連絡を受けたので、部品の交換も考えたがSOD-1 Plus添加のみで改善される事が分かったのでフルード交換で治ると予想して交換を行なった。
後日、お客様からは乗るごとに変速ショックが改善されていって今はほとんど出なくなったとご連絡をいただいた。
SOD-1 Plusをフルード交換可否のテスターとして状況に応じて活用すればフルード交換代が無駄にならずに済む。
しかし、改善されなければ部品の交換又はミッション載せ替えが必要だという結果に至った。

▼流れを一覧に纏めました

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